233.半自動Maze


ソフトを使っていると表の画面しか見えないため
どういう動作をしているかわかりません
このDREAMCADについていえば
見えなくていい部分も結構表示されている部分があります。
使い始め思ったのは DRC画面でネットと配線の
すり合わせの画面。
配線しているかどうか細く白いラインで探索している
画面が現れます。
最初正しいのか?とも思ったものですが
今はただ待っているより作業が見えるほうが良いと
いう方によっています。

今回はその半自動でどういう動作しているのか
見えるために
半自動デバッグ用の版を送っていただきました。

デバッグ用で動作確認のために使用しているので
マルチスレッドでないためかなり遅いと報告がありました。
動作させてみました。
確かに遅いです。しかしどういう動作がされているのか
見てわかりました
動画にしたのでUPします。 ちょっとオープニングに凝ってみました。


動画の最初に
1.部品面ストレート、45度メイズ グリッド緑
2.部品面沿面メイズ        グリッド水色
3.半田面ストレート、45度メイズ グリッド赤
4.半田面沿面メイズ        グリッド水色

緑、赤のメイズと水色のメイズの発生方向が
違うのがわかります。
メイズ工程のあとの配線発生は速いです。
配線を決定したらその時点でメイズ処理が再度実行されます。
マルチスレッドなど速度をあげる必要があったのは
この負荷の多いメイズ処理だったのですね。

メイズ動画の後にメイズ表示なしの現状ソフトの動作を表示しました。
待ち時間は1秒あるかないかという体感で10倍は違うような感覚です。
(テストは両方ともデュアルコア2.2Gでテスト)

あと実際配線するときのオペレーションとして
前回紹介していなかった箇所がありました。
それは通常管面配線する場合は
ラッツをつかむと近い方がライン化されますが
半自動は始点側からと終点側からの2つの方向から
選べるようになっています。
また部品面、半田面の切り替えは右クリックで切り替えられます。
現状は部品面 −>右クリックー>半田面 −> 左クリックで半田面描画
という流れです。
始点、終点からルーテングされるのは
全域をメイズで検索しているのでできる事なのだとわかりました。




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