319.ReverseLayer

COPY処理にあるコマンドです。(従来から)

たとえば
部品面パターンと半田面パターンで
ひいたラインをそっくりそのまま
入れ変えたい場合
この
ReverseLayer機能を使うと
入れ替えてくれます。
結構便利なので使っています。

もう一つ目立たない部分ですが
よくできたコマンドと思った部分がありました。

それは
VIAを選択した場合は
レイヤーフラグも切り替えてくれるという点。

ネガ層たとえば VDD1、GND1などを入れ替える場合
このReverseLayerでスリットは簡単に入れ替えられるのですが
VIAのサーマルをどうするべきか?

知らなかったころ
サーマルを全リセットして
再度メイズでサーマルをONしていました。
手間事体はそれほどではないのですが
意図的にサーマルにセットしていないVIAが
あったりすると しなくていい部分も変わってしまう場合もあり
確認するのが大変でした。

ReverseLayerでラインとVIA両方選択すると
VDD1に落ちていたサーマルは GND1へ
その逆も 一発入れ替えできたのでした。

VIAのフラグをみてみたら
TOP側(左)とBOT側(右)を
列単位でSWAPしておりました。

調子にのって
部品をALL選択でに変えてみたら
どうなるか試してみたら。
PADもシルクも入れ替えられた。
たとえば部品面のチップであれば
PADは半田面に変わりシルクも変わった。
しかしそれはReverseLayerの処理をした部品なので
ミラーをかけた部品と違い単に
レイヤーを入れ替えた処理でできた部品であるため
意図的な用途以外はALL選択はしないほうが
賢明と思いました。


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