370.快速描画

Win7から導入の画像のシステムの変更により
DREAMの描画速度が極端に遅くなる
という問題がありました。

良いニュースです。
それが従来を越える速さで
よみがえってきそうです。
具体的に確認できるところまで進んできました。

作者のコメントから
64ビット版として
描画ルーチンをを抜本的に変更して
開発は進められているようです。
当初はXP、WIN7以降との共存化を考えていたそうです。
これはOSによる描画システムが違うため
難しいのかもしれません。

データベース自体は問題なく扱えるように
設計されるということなので
コンバートや互換の問題は無いと思われます。

現在はテスト版を中谷さんから
転送してもらいました。
早速レポートをします。

現在の環境 OSはWIN7でエアロ表示のような
視覚表示を全部つけた状態で起動しました。

最初立ち上げられなかったのですが
DLLのフォルダ設定が間違っていたようです。
2回目のテスト版は問題なく立ち上がりました。

通常のDREAMの画面とメニューです。
そこは同じ印象なのですが
違いはなんと言っても
表示速度が圧倒的に速いです。

どんな風に速いかというと
一瞬待って1面でパッと表示されるという表示です。
全体図、拡大図を何度か繰り返してみました。
待たされる感は無いです。

従来は
よく見ると
左右からぱらぱらと配線が順次表示されるのが
わかりました。

今回はそのぱらぱらが無く
面的に一括で表示されるイメージです。

また
作者はこの表示の違いを確認できるように
F7キーで
従来表示、新表示の切換えをできるように
なっていました。

F7を押して従来表示に切り替えたら。
とても設計が快適にできる状態では無い
遅さでした。
486でDREAMを走らせたことがありますが
それより遅い表示です。

もう一度
新描画で試すと
比較になら無い高速表示です。


描画システムの影響を受けない
OSはXPです。
それと比べても
かなり速い表示と感でました

グラフィックボードによる違いなどが
でるのか知りたいところですが
残念ながらWin7マシンは1台のみなので
ちょっと比較できません。

気になった点としては
発色が若干ねむい色です。
以前は 緑なら緑 赤あら赤と
はっきりした発色でしたが
すこし輝度が落ちたような色でした。

この内容について作者のコメントにありました。
以下作者コメントです。

>現在の課題
>
>1 発色がすこしよくない、これはどうしようもない、なれればOK
>
>2 現在上書き描画のみなので画がきたない  将来改善予定
>
>3 アークは直線処理 将来改善予定

以上です。

発色はペイントソフトではないので
そこまでの問題ではないレベルです。
むしろスピードが上がるほうが
作業の面でメリットが上がると感じました。

上記のとおり少し課題があるので
時間はかかるかもしれませんが
次回のDREAMは
良い意味で大きい変化点になりそうです。



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