387.Green/Red type color

今作者より 次期CADのリリースについて
具体的にめどが立ったようです。
来年中になるという連絡がありました。

何度か版を送っていただき確認してる途中です。
高速エンジンと配色部分の乗せかえ中という状態です。
一段落ついた段階で紹介いたします。

その次期CADでのやりとりで
もともとあった機能について気がついたことがありました。

改版のチェックで
右側の層のメニュー色について
話が食い違いました。

自分の方では
チェックした層がTOP側は緑になるし
          BOT側は赤になる
これはおかしい?と質問

作者は
かなり前からそういった仕様という回答

前の版など確認しても
メニューの選択したメニューの層の色は
層の色と一致しています。

やはりメニューに表示されている色が
レイヤー色と一致しません。
なぜなのだろうか?と思いながら
しばらくすると作者より連絡があり
解決しました。

環境設定にてGreen/Red type color 
という機能にチェックが入っていると
そうなるということでした。

下図は環境設定画面の一部
赤枠の箇所です。


自分はチェックを入れておらず作者は入っていたということで
お互いのメニューの色に違いが起きただけということでした。

そのモードがあるということは
知ってはおりました。が
単に緑はTOP1、赤はBOT1というだけという解釈でした。

しばらく操作してみて
それだけでは無いんだとわかったことでした。

A図 チェックオフ図  TOP3は黄色 TOP1は緑


B図 チェックオン図  TOP3を選択すると TOP3が緑 そして TOP1がローライト(暗い緑)
重ね合わせてもTOP3が見やすい



A図は自分の設定
チェックOFFです。
TOP1は緑、TOP3が黄色です
なのでメニューもその色です。

B図はチェックオンしたとき
TOP3が黄色でしたが
TOP3をチェックすると 緑に変わります。
それだけだとおもっていたのですが
よく見ると
TOP1がローライト(暗い緑)となり
輝度の高いTOP3が見やすくなる表示となりました。
重ね合わせた場合 選択層が
ハイライト状態に見えます。

BOT側は表示しておりませんが
選択層が赤の表示で(ローライトは赤の輝度をおとした色)
同様の動作となります。

今まで層が多い時は2画面目で各層をウインドウ別表示するという
便利な機能がVer2時に追加されたので
それを使うことが多いです。
しかしセッティングを保存しておけないので
立ち上げるたび各層ごとウインドウを
セットする手間が掛かるのがネックでした。
さぁこれからじっくり多層配線するぞというときは
これが良いと思いますが
ちょっと開いて1画面で確認したいときや
ノートのような環境ではこの設定は効果を発揮するかも。

このGreen/Red type color機能
なんと20年前から
ハイライト、ローライト表示的な機能があったのでした。
確かに自分がDREAMを買ったときも
そのチェックがありました(10数年前の話)

多層で画面が見づらいと思った方
いちど試してはいかがでしょうか。

今度内層バンバン通るときは
このセッティングでやって見ようと思います。


開発の話に戻りますが
今回画像エンジンは作者自身が作成したものです。
以前より色や輝度などにおいて自在になるという事でした。

開発言語はC言語です。 
OSが変わったとしても 機械に近い言語なので
C言語はほぼ永遠に動くでしょう。
プログラムはもとより、プログラムを作る言語までが
このC言語で作られているのですから。

また開発環境のIDEも新しいものに変更していて
使い勝手が良くなったそうです。


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