文化

水ももれないぐらいにするには
硬いものと硬いものでは誤差を許さなくだめで
逆に やわらかいものとやわらかいものでも弱くて駄目だと。
テレビでやってました。

硬いものにやわらかいものであわせると水漏れが起きないと。

水漏れに関連して
中谷さんのhpにあったレクサスの信頼性という
内容を思い出しました。
海外の車ドア1枚に1000箇所のチェック項目をつけていたと。
日本車は予想外にかなり少ないということです。

海外での例は各部品を完璧にする事を重視する。
日本は個々の精度を極めるのではなく
そのばらつきをすこし押さえ一定の基準をクリアすることに注意し
そのばらつきの誤差をどう吸収するかを重視する。

結果 海外の厳密なチェック部品を作り上げていた
ドアから水漏れしていたたという。

完璧な部品をつくりあげることは
良いことだとおもいます。
がしかし
水も漏れないほどの誤差の無いものを
作り上げるというのは 計り知れない労力
がかかる事。

むしろ
誤差が出るのを最初からわかっているなかから
そのかみ合わせにその労力を費やしたほうが
良いだろうという考えは 日本的のように感じます。

木造建築でも寸法どおり切断しても
ぴったり合わないと聞く
木は長い間でしなってきたりする
しなったときを想定してかみ合せがしっかりするように
組み合わせを考えると聞いたことがあります。。

何百年も経っている木造建築の寺院など
を見るとそれを感じます。
その古さから
精度よりも
誤差を吸収する考えに少しずつなってきた
文化というのが
あったのではないだろうかと思うのです。

きっとそういう風土や文化の違いから
ものつくりの方法まで影響してくる
のかもしれない。

硬いもので守りやわらかいもので見えない誤差を
吸収する。

それってモノつくり以外でも日本人的な気がします。






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